Tuesday, April 05, 2005

blog as a form of mass media

今日の授業には、ゲストスピーカーとして某WSJ紙のコラムニストM氏が来た。彼はblogについて、新しいメディアの媒体と表現した。blogは立派なメディアだという。確かに、最近は新聞のウェブサイトに行っても、会費を払ったメンバーしか閲覧できない新聞が増えてきた。じゃあ代わりに何を読むか?無料で簡単にオンラインで読めるものといえば?有名ジャーナリストのBlogというのも、ひとつの選択肢だろう。

blogの社会的影響力はうなぎのぼり(英語だとskyrocketing:日本語とは大違いだ!)である。先日CNNのトップがblogが原因で辞任したというニュースもあったっけ。ある会議の席上での彼の発言をめぐり、それに反発する人が他のbloggerと手を組み、blogで彼を批判・追及したところ、最終的に彼は辞任に追い込まれたというのだ。

スピーカーはここで、一つ気をつけなければならない点があると警告した。新聞にはエディターという、コラムニストが私見を交えて書いた記事を客観的に判断して編集する人間がいて、複数の目が確認したものが出版される。しかしblogはサイトのオーナーがコラムニスト兼エディターである。blogに書かれた内容が、どれだけ客観的で信憑性があるものなのか。それは読者自身が判断しなければならないというのだ。

なるほど。blogはマスメディアで、我々はコラムニストなのか。考えもしなかったが、確かにそうだ。思ったことをツラツラと書くのもいいけれど、自分の書いたものには責任を持たないとね。blogger一年生には非常に勉強になりました。

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