Sunday, April 10, 2005

セキュリティ?それとも話好き?

数日後に、大本命企業のインターンのインタビューを控えている。その準備の一環として、アメリカの情報通信政策のトレンドウォッチングをしている。何か面白い情報はないかな。どんな法案が審議中なんだろうか。色々見ているうち、ビックリするような法案を見つけた。飛行中の機内での携帯電話類の利用解禁を検討しているというのだ。…え?マジで?いいの?

①万が一のとき、緊急連絡ができる(そういえば9-11のとき、墜落した飛行機の乗客が家族へ連絡したという話もあったなぁ)、②お客にとっても便利だ、というのが「連邦通信委員会」という規制当局の考え。今でも座席の後ろにくっついた電話があるが、誰も使っているのを見たことがない。…で、その電話を廃止して(やっぱり不人気・不採算なんだろう)浮いた分の周波数(通信手段と言ったらいいかな?他と混線しないように、どんな電波を飛ばすかという電波の種類。何百色もある色の中から、どの色の糸電話の糸を取るかって感じ?)をオークションにかけて、落札した業者に来年からサービスを許可するという計画らしい。
(実はここまでが去年の12月の話。キャッチアップが少々遅れています…hahaha)。

そうか、混線の心配はなさそうだ。それに、確かに緊急を知らせる手段を確保することは大事。でも隣の人が何時間もずーっと電話で話をしていたら、うるさいと思いませんか?アムトラックやグレイハウンドで隣人に携帯でワーワーやられると、こりゃかなわんというくらいウルサイ。これが飛行機でも起こると思うと…うほっ。参っちゃうね。

しかし一部のFCC委員(議決権を持っている)や乗務員組合など、反対派も少なくないようだ。今後どう議論が展開され、どう決着するか楽しみだ。

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