Saturday, May 28, 2005

卒業式と引越し(その2)

感動の卒業式から感動が冷めやらぬうちに、土曜の朝を迎えた。NYへ引越しの日だ。どうしよう、まだまだ荷物がたくさんある。11時25分の電車に乗る前に、郵便局でひとつ箱を送り出さなければならないので、はやいうちにタクシーで郵便局まで行くことにした。

その後母と大家Mと3人で朝食。大家Mのお気に入りはスターバックスのカプチーノ。しかし彼女のこだわりはスゴイ。グランデ、ディキャフ、スキム、少しドライ(ミルクが少ないという意味?)…と色々続く。今でこそ驚かないが、初めて聞いたときはビックリした。私も注文時にはゴチャゴチャ言うほうだが、彼女のほうが一枚上手である。

そして帰宅後、最後の荷物チェックをしてユニオンステーションへ。車を降りる間際に、少し悲しくなって涙が出たが、そんな感傷にひたっている間はなかった。赤帽さんを捕まえたり、切符を引き換えに行ったり、Mとゆっくり話をする間もなく「またね!」という感じで車を降りた。

今回はMの強力なオススメで赤帽を利用してみたが、この赤帽システムが素晴らしかった。大きな台車を持って荷物運びを手伝ってくれるだけでなく、切符を見せると電車に優先的に乗せてくれる。赤帽氏と一緒に荷物エレベーターに乗ってホームへ行き、荷物を載せるのと同時に我々も乗せてくれるのだ。空席を焦って探し回る必要もない。

そしてNYサイドではDCの赤帽氏が手配したとされる赤帽氏がタクシー乗場まで荷物運搬をヘルプしてくれた。いやー、助かった。彼らがいなかったら母と2人、重い荷物を5つも抱えて途方にくれていたところだ。気になる料金だが、チップのみ。いくら渡すかは客次第というシステムだ。

さて、これでいよいよNY生活のはじまりである。しかし、その後とんでもない大変な数日間がやってくるとは、このときは少しも考えていなかった…。

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