Wednesday, May 18, 2005

インターネットがなかった頃

宴会の合間に、やっと荷造りを始めた。月曜日は箱を調達したところで、なぜか終わってしまった。予定では箱詰めをガンガン進める予定だったのだが…。

箱詰めを始めたところで、貰い手を捜すべきBig Shotが2つもあることに気がついた。レーザープリンターとフットバスである。さて、どうやって貰い手を捜そう?勿論インターネットである。早速「いらんかね?」とメーリングリストに投稿してみたところ、1時間もしないうちにディールが成立。

いやー、すぐ簡単に貰い手が見つかってよかったよかった。インターネットは偉大だなぁ。

しかしそこで考えた。インターネットがなかった時代、こういう場合にはどうやって貰い手を捜したんだろう?

①友達に1人1人電話で聞く。…これじゃ一回一回、同じことを何遍も言わなきゃならなくてウザイ。
②向こう三軒両隣の住人を訪ねて聞く。…留守だったら帰宅するまで何度もトライしなきゃならないし、やっと聞けたところで要らないと言われたら「ふりだしに戻る」である。うへ、こんなのやってらんねぇや。

…第3の方法を考えることすら面倒くさいほど、想像するだけで面倒だ。うっとうしい。
そう思うと、インターネットって、すげーなー。

しかし待て待て。インターネットって何故、どこがどうスゴイんだろう。

インターネットは3つのことがスゴイ。それは、point-to-pointではなくて、大勢に一度に情報を流せること、また距離や時差に関係なく均一に同時に広範囲に情報を流せること、いま情報を流したいと思ったときに、流せること。つまり①人数、②地理的範囲、③時間の3つの要素に制約なく、自由に情報をやり取りできるってこと。加えて、電話と違って聞き間違いがなく、また同じ書き言葉でも、切手を貼った手紙より伝達が早いこともアドバンテージだ。

いずれにしても、インターネットがなかった頃は、情報伝達にもっと時間がかかっていたから、ギリギリになって貰い手を捜そうと思っても、見つけられないこともあるだろう。つまり、引越し準備も随分早くから始めなきゃならなかっただろうなぁ。そう思うと、今回の私みたいなlast minuteドタバタ族にとっては、インターネットは金一封に値するほどの画期的テクノロジーだ。

…ほら、こんなこと考えている間に、箱詰め箱詰め。だから、今日もまた遅々として進まないんだな。

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