Tuesday, May 17, 2005

コックさん

卒業・帰国・転居でDCを離れる人が多いこともあり、このところ宴会続きである。

この2年間で、よく家に人を招いてディナーをした。料理をするのが好きということが第一の理由だが、それ以外にも安上がりでゆっくり飲み食いできるから、人の家で食事や飲み会をするほうが好きだったというのがある。この2年間、数ヶ月に一度は「ビストロ・ミリー」を開店・営業させていた感じである。昨日のビストロ・ミリーが多分DCでの最終営業だっただろう。今回は人数も手頃だったので、そこそこ手をかけて作ってみた。

前菜はカプレーゼ。WholeFoodsで一目ぼれして買ったヴァージニア産のトマトは、見た目を裏切らない美味しさ。そして赤ワインとオニオンでマリネードした串刺しのポークをテーブルで焼いて、サラダを添えて前菜は終了。

そしてパスタはシエナ風ペスト。今回初めて試したのだが、バジルの代わりにほうれん草を使うのが「シエナ風」たる所以のようだ。くせのないほうれん草を使うことで、バジルよりマイルドな味に仕上がる。バジルのほうがパンチが効いた感じだが、こちらのほうが万人受けするだろう。しかもほうれん草のほうが安価でもある。

続いて恒例のラザニア。今回はホワイトソースが余り気味で、仕上がりが随分白かった…。しかし味はいつもどおり。ソースの量が時により随分上下するのが課題だが、味はほぼ一定に仕上がるようになった。

そしてデザートにはパンナコッタ。前回は薄くコーヒーゼリーの層を重ねたが、今回は生のマンゴーを添えてみた。個人的にはソースも載せたほうがよかったなぁという気がしている。パンナコッタのバリエーションは今後まだ改良の余地があるな。

ニューヨークに行っても、ビストロ・ミリーが開店できるといいなぁ…。

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