Saturday, May 28, 2005

疲れても、勿体無い

なぜだろう、この数日間はガックリ疲れた。せっかく始まった楽しいNY生活だというのに、眠くて仕方ない。早くものを片付けて外出したい、散歩したいと思うのに、箱片付けの合間には数時間昼寝、そして夜は夜で10時ごろ就寝。

何がこれほど疲れるのだろう。収納用品のことである。

私はこの街に一年も住まない予定だ。いま新居のために買うものは、一年以上使わないものばかりだ。つまり軽くかさばらないもの以外は、高いものを買いたくない。というより、売るも捨てるも勿体無いので、安かろうが高かろうが、ものを買いたくない。

しかし、一年だろうが何だろうが、必要なものもある。収納箱がいい例だ。買うと意外に高い。だからと言ってなしで過ごすわけにもいかない。これ、何とかならないだろうか。

そこで、時間のある今のうちに、段ボール箱を使ってあっちこっちの収納箱を作ろうと計画。特に外から見えない場所の収納箱は、おしゃれなものである必要もない。まずはベッドの下に置く箱がターゲットだ。寸法を測っていざ段ボール箱を探しに街に出たが、これが意外とないのである。箱はあるが、自分の希望するサイズと合わない。じゃあ仕方ないと、売っている段ボール箱を見てみると、プラスチック製収納箱と変わらないほど、値段が高い。

というわけで、ベッドの下の収納箱手作り作戦は断念。箱を買うことにする。では一番安い箱はどこにある?数件の店をはしごして値段と寸法を調べて、ついに18ドルにてベッドの下用の収納箱を2つ購入した。

たった18ドルのためにこんな労力を?アホらしい!と笑う人もいるだろう。一昔前の私なら、フフンと笑っていたに違いない。しかし勿体無いではないか。資源としても、お金としても、18ドルのものを1年も使わずに捨てるのは勿体無い。安いものを探し回ったり、手作りをしたり(これはまだやっていないが)は当然労力がかかる。疲れる。しかし高いお金で買ったものを一年後に捨てるよりは、ずっとましだと思う。

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