Saturday, May 28, 2005

自分の身を守る

母と久々に数日間を一緒に過ごした。そこで浮き彫りになったのが、自分の身を守る(安全対策を講じる)ということに関する認識の違いである。私の安全対策が甘かった。

心配のあまり母は色々な提案をしてくれた。
・台所の窓に包装紙を貼り、目隠しをする。昼や夜に光の差す方向を見て、自分の影が写らなければOK。
・防犯ベル(アメリカでは売っていない?見つからない)を持つ。
・ペッパーガススプレーを持つ。
そして最後に来たものは
・Temptingなものを人に提供しない。
ということだ。Temptingって何だ?

Temptingとは、派手な服装を着ていること、お金の入った財布を人から見える場所に置くことなど、被害者にも犯罪の原因があるような場合を指す。これに倣い「地味な服の着用」「早い時間の帰宅」「夜間外出自粛」など数々のお達しを受けた。

火曜日にJFKから発つ直前まで、いろいろなことを励行して帰った母。あまりの「お達し」の多さに閉口した時間もあったが、これも愛情あってのことだ。こんなに色々なことを心配して注意する人は、母のほかに一生の中で、二度と会うことはないだろう。母の愛情に、感謝。

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