独立記念日の花火 in 2005 その2
我々4人はピクニック気分で屋上に上がり、花火見物の準備は万端。と言っても我が家は6階建て。というか今日まで私は自分のアパートは5階建てだと思っていたので実は1階高かったわけだが、5階でも6階でも見えないものは見えない。周囲のビルに阻まれ、全く見えそうもないじゃない。確かに屋上には我々以外誰もいない。
9時をまわって花火が上がりはじめた。確かに音は良く聞こえる。が肝心の花火は、高く上がったものが上半分見える程度。あーあ、と思っていたら、お隣のビルの窓に反射して花火の全景が映っているのを発見。まあけっこういいじゃない。
しばらく窓に映る花火を見ているうちに気づいたのだが、ビルの谷間から、ロウアーマンハッタンから上がる花火も実は少しだけ見えていたのだ。おー、2箇所の花火がちょっとずつ見えるとは。考えようによっては贅沢である。
しかし音だけの花火っていうのも、けっこう想像力をかき立てられるものだ。形や色を心のキャンバスに描きながら見る花火。ずっと続いたら流石につまらないが、5分くらいなら悪くない。屋上で心地よい風に吹かれながら、しばらく光のない花火を感じていた。
花火が終わったところで撤収。宴会の再開である。おいしいワインに、HくんとAちゃんが持って来てくれたおいしいフルーツをいただきながら、三連休の最後を楽しく締めくくることができた。
去年もその前も普通に見ていたけれど、もうきっと来年は見ることはない7月4日の花火。最後の花火見物は過去3回で最も条件が悪く半分しか見えなかったのに、なぜか最も楽しく美しい花火だった。
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