Sunday, March 26, 2006

携帯に興奮! その1

何に興奮したって、携帯電話。よくいえばシンプル、悪くいえば原始的なUSの携帯電話から比べたら、比べものになんないくらい、日本の携帯電話ってすごいわ。

数日間のリサーチの末(これ、わたしの本業です)、いくつか欲しい候補が見つかったので、携帯電話を見に行ってきた。いきなりハイエンドの製品を買うか、それとも安いローエンドのものを買って、後日いいものが出たときに買い換えるか。
どちらの戦法で行こうかなと迷っていたのに、実際店頭でワンセグ対応機を見せられたら、気づいたときには「じゃあ、黒じゃなくて、白いほうの、新規で。」と言っておりました…。

ワンセグ対応のハンドセットって、当たり前だけど、本当にテレビ番組が見られるのね。この携帯を持っていれば、実家の自分の部屋でも(うちは居間にしかテレビがない)、電車の中ででも、どこでもテレビが見られるってわけ。便利便利。

しかも、画像もけっこうクリアなのです。ビデオが見られる某デジタルミュージックプレーヤー並みか、もうすこしイケてるくらいの、きれいな画像が楽しめる。うれしくて興奮したあまり、今日は台所のジップロックに携帯を入れて、お風呂でテレビタイムを満喫。

しかしこの携帯、テレビが見られるだけではない。おさいふケータイの機能や、ミュージックダウンロードなどなど、ほかにも色々な機能があるはず。しかしワンセグに興奮してずっと見ていたため、今日はそこまで手が回らず。明日以降、今週のプロジェクトですね。

いやぁ、それにしても、楽しいおもちゃを買っちゃったなぁ。ここしばらくは飽きもせずに、ずーっといじっているかも。

美容院

美容院で感激したこと。

先日ザンギリ頭と、まだら模様に染まった状態をどうにか修正したくて、美容院に行ってきた。チップを払わないのが気の毒になるほど、ものすごーく丁寧な仕事ぶり。ヘアカラーで額のまわりまで染められ「お猿」のようになることは勿論ないし、最後の肩首の指圧マッサージも時間をかけてしっかりやってくれる。

しかしそれだけではない。今回初めて本格的なドライカットで切ってもらったのだが、所要時間3時間(!)。これだけ時間をかけて丁寧にカットしてもらったのも、もちろん初めてだ。

とりあえず形は作ってもらったものの、でも長いことかけて作ってしまったザンギリ+マダラは、修正にも時間がかかるらしい。今日のところは、100%HIT!というスタイルにはなれなかった。でもこの先3ヵ月後、半年後、どうなるか楽しみだなぁ。

Friday, March 24, 2006

US生活をふりかえる ーついこの間? 遠い昔?-

あぁ、ついに帰ってきちゃったなぁ…。と思っていたが、3・4日も経つと、あれ?私はNYにいたんだっけ?という気持ちになってきた。NY生活、ずいぶん遠い昔のような気がする。

でもそんなことない、ついこの間までNYにいたよ。だって今も時差ぼけで夜中にキーボードを叩いているくらいだから。

でも、DCやNYのお友達にたくさんフェアウェルをしていただいたのが、先週のことだったとも思えない。サプライズパーティまでしていただいて、超感激だったなぁ。自分が驚かせる立場というのはあったが、まさか自分が驚かされる立場になるとは。ビックリ。

USではホント、いいお友達に会えたなぁ。これからも大事にしていきたい。

Friday, March 10, 2006

Avenue Q- what's the purpose of your life?

ミュージカル第二弾は、Avenue Qのお話。

派手な舞台装置も、きらびやかな衣装もない。パペットを使っている点はユニークだが、お世辞にも制作費のかかった作品とは言えない。でも、ストーリーに魅せられる作品だ。

シニカルな視点で社会情勢や人種問題を斬るセリフや歌が続き、最初から最後まで笑える。ストーリーを「予習」しなくても話についていけるという点では敷居が低く、ブロードウェイ初心者にも見やすい作品だろう。

主人公のプリンストンは、大学は出たものの定職がなくプー太郎。NYはブルックリンで、家賃を払えるアパートを探して歩いたところ、Avenue A(マンハッタン寄り)から始まって、奥へ奥へと進むうちに、Avenue Qに行き着いた、というので"Avenue Q"というわけ。

彼の住むアパートのご近所さんも、似たもの同士。仕事や収入には恵まれていない。そんな自分をちょっと自嘲気味に笑いながら、なんとか明るく生きている。

このミュージカルのキーワードは、プリンストンが劇中で繰り返す"what is the purpose of your life?"というセリフだ。

え? 改めて考えてみると、人生の目標って、何だろう??

今思いつく中では、ある友人がかつて言った言葉が一番的を射ている。それは「死ぬときに『あー幸せだった』」と言える人生を送ること」。

仕事が…とか、子供が…とか、目先の目標は環境や状況の変化に応じて変わるだろう。でも、そのような外部環境に関係なく、自分個人が一生かかって達成する目標となると…「あー幸せだった」論にやっぱり一票を投じたくなる。

・・・思わず脱線しましたが、"Avenue Q"はちっともシリアスな話ではなく、笑えるコメディ作品なので誤解のありませんように。

what's the purpose of your life?

Thursday, March 09, 2006

The Phantom of the Opera

急に思い立って、今週を「ミュージカル強化週間」にすることにした。第一弾は「オペラ座の怪人」。

ブロードウェイ史上最長のロングランらしい「オペラ座の怪人」。あまりの人気ぶりに?なかなかディスカウントの切符も出回っていないようだが、今日はTKTSで50%オフの切符が出ている。ということは、今日これを見なさいというサイン?? 早速45ドルで購入。

うーむ残念、アサインされた席はオーケストラシートの左後端。それでも2時間半、素晴らしい舞台装置やオペラ顔負けの歌曲、クリスティーナをめぐる怪人やラウルのやり取りに魅了された。

怪人は奇怪な行動を繰り返しているけれど、あれは本当はガラスのような繊細な心の持ち主なんだろうなぁ。

怪人とはいえ、恋愛感情だって普通に抱く。でも醜い顔へのコンプレックスなのかな、その気持ちをストレートに出せずに、ゆがんだ行動をとってしまう。そして最後にはマスクだけを残して…ね。

実社会では、これほど繊細で傷つきやすかったら、とてもじゃないけれど身が持たない。良くも悪くも、もっと図太くいかないと渡り歩いていけないだろう。でも心のどこかには、怪人の行動を理解できる、淡雪のような柔らかい感性を残しておきたいものだなぁ。

Wednesday, March 08, 2006

feeling like Carrie Bradshaw

日本に帰国したら、新しい仕事に新しい生活。甘えが許された学生ライフから、社会人へ。新卒ではないと言っても、4年も社会から遠ざかっていて社会人的には「ネジがゆるんでいる」ことを痛感させられることが最近多い。

よっしゃ、気を引き締めよう。ということで、まずは形から。

…以上ちょっと言い訳めいているような気もするが、社会人再デビュー用の洋服を買いそろえることにした。theoryではベージュの3ピース、黒や白のパンツを数本まとめ買い。theoryでまとめ買いなんて、郊外のアウトレットでしか実現できない技だ。非常に有難い。靴はNine Westにてスリングバックのパンプス、calf/ snakeのコンビになったオープントウ、サンダルをお買い上げ。

えー、こんなに買っちゃって大丈夫??? 気分はちょっとサラ・ジェシカ・パーカー。というかSATCのキャリー・ブラッドショーである。

NY暮らしも含めて、一生に何度あるか分からないことである。NYCと同時に、つかの間のキャリー・ブラッドショー気分も楽しませていただきます!

Saturday, March 04, 2006

drink more water... 3.7 liter???

今日から新しいトレーナーのもと、トレーニングを再開。前回同様、今回のトレーナーも体格のいいオニイサンであるが、前回のトレーナーの本職はボディビルダー、今回は舞台俳優だそうだ。CMに出たり、ステージに出演して歌ったり踊ったりしているとのこと。へぇぇ、NYらしいや。

新トレーナーは機械をほとんど使わずに、マットの上でトレーニングを行う。腹筋のエクササイズが多く、ついていくのが意外にしんどい。

そして何よりしんどいのが、水を一日に1ガロン飲めということ。一時期、健康のために水を一日に2リットル飲むというのを実践していたけれど、苦しい上に効果を感じられなかったので、長続きしなかった。1ガロンといえばその約2倍。そんなの無理だぁ。

と思ったのだが、夕方にフェイシャルに出かけたところ、担当者に「体から水分を奪うので、コーヒーを飲まないように」と言われた。代わりに何を飲めばいいかというと、一番いいものは水だという。彼女はさすがに1ガロン飲めとは言わなかったけれど、コーヒーを避けて水を飲んだほうがいいらしい。

一日に立て続けに2人の人から水を飲むことを勧められたら、飲まないわけにはいかない。よし、分かった。やっぱり、もっとたくさん水を飲むことを心がけよう。しかし1ガロンは厳しいなぁ。

Wednesday, March 01, 2006

Thank you, Salvation Army!

2月最後の日、というわけで今日で10ヶ月住んだアパートを引き払った。10ヶ月、あっという間だったなぁ…と考えながらも、頭の中は別のことでいっぱい。そう、最後の最後まで残った家財道具を、最後どうやって処分するか?である。お皿、コップなど大したものはないのだが、大きなビニールに2つ分。貰い手の見つからなかった小物たち、ゴミとして捨てるには忍びない。 さてどうする。

!サルベーションアーミー!

そうです、サルベーションアーミー。この手があったか…。お金にはならないが、捨てるには忍びないものを寄付(という名の処分)するには絶好の場所である。しかも引受所が近いときた。となれば不要なものをまとめて持ち込む以外ないだろう。

というわけで、サルベーションアーミーのおかげで道具を捨てずにアパートを空にすることに成功した。いやーよかったよかった。

しかし明日から3月かぁ…。早っ。